年が明けると新5年の組分けテストがあるわけですが、4年の後半のマンスリーが立て続けに不調で、このまま算数の先取りを継続してよいものか?そもそも基本問題が取れていないのに先取りしてていいものなのか?と、悩む場面も出てきまして、そのことについて今回は記事にしたいと思います。
小4の振り返りと新小5へ向けて
低学年のうちに達成感を味わうには習い事
先日ピアノの発表会が終了し、息子も私も完全燃焼!やりきった感満載で良い経験でした。練習の伴走が心底しんどかったので、(年々キツく苛々がピークだった)息子というより私の方がお腹いっぱい。息子も勉強の合間にちょっと弾くぐらいでいいと。発表会に出るのは好きで弾きたい曲はあるのですが、もともとテクニックとかソルフェージュとか基礎練習は好きな方ではないので(みんなそんなもんですよね)今後は勉強のほうに専念。中学に上がってまたレッスンに通いたければ本人の意思で通えば良いよねと息子共々納得してピアノを卒業しました。
本音は発表会に出なくてもレッスンは続けて欲しかったなとも思いますが、これ以上は親のエゴなのでね。去年も、会場にきていたほかの生徒さんの親御さんたちから思いのほか褒めていただいたのだけど、今年は親御さんのほか、息子が弾きたくて頑張った曲に息子より下の年齢のお子さんたちが感動して憧れてくださって、来年は息子の弾いた曲を弾きたい!と言ってくれる生徒さんがたくさんいたそうで先生から聞いてびっくり。嬉しいことでした。
音楽の才能は頑張ってなんとかなるものではなく、持って生まれたものの方が大きいそうで、練習嫌いな息子だったけど、発表会では別人のごとく素晴らしい演奏で仕上げてくるので、本番に強いタイプ?それもっと勉強で活かしてくれよ!と思う一方、ピアノを辞めるのはもったいないなとも思いますが(私が才能があるタイプではなく幼少期はダラダラ続けていたタイプなので)やるのは本人だし自分の意思で決めるということが何より大事だなと思いました。達成感を経験できたので良かった。
以前ピアノの先生をしていたママ友がいるのだけど、そのママが「やっぱりピアノやスポーツでも本番に強いタイプ・弱いタイプがいて、中学受験でも同じなのよ」と。中学受験でも性格なのか、本番に強い子・弱い子っているみたいなので息子もピアノと同様、最後はきっちり決めてほしいと願っています。勉強のほうは今のところやる気スイッチを押されている感は全くないけれど。
4年生の振り返りと反省論
今から書くことはあまり後進の方々の参考にならないような気がするし、愚痴ばっかりになりそうだし読んだ方によっては「それじゃ甘くない!?」など様々な意見になるだろうと思いますが、今の段階の私の気持ちを記録として残しておきたくて書くことにします。決して順風な中学受験ではなく、正直今はどちらかというと暗礁に乗り上げている状態でもありますし、このままSAPIXでいいのかな?と思う時もあったのですが、新5年もとりあえずはこのままSAPIXでいこうと思っています。なにはともあれ、息子がSAPIX大好きなのでね。よく昔勤めていた会社では、その会社にどっぷり浸かっている同期なんかを皮肉って「あなたミスター〇〇、ミス〇〇だね(〇〇は社名)」なんて言ってたものだけど、息子なんて見ているとまさに生粋の「ミスターSAPIXよね」と思ってしまう。塾って高学年になるにつれ、学校の友達より一緒にいる時間が蜜になる環境だし、そう思うと良い意味で!?SAPIXは洗脳するのが上手なのかな?
4年の1年を通して成績はイマイチだったなと。後半戦のマンスリーが酷かった。特に算数。原因は言うまでもなく、ケアレスミス対策ができていないこと。これに尽きる。1点の重みを理解できていない。息子の場合は単元の理解が乏しいわけではなく、解法はわかっているのに問題の読み間違いや条件読み飛ばし、単純な計算ミスで落とすパターンです。でもこれは本人の性格や精神状態にも起因することだから、相当根は深い。なかなか親が注意しても簡単に直るものではなく。
先程書きましたが思えばピアノと一緒なのよね。息子のスタイルが(笑)「積み重ねだからコツコツやらないと本番失敗するよ!」と言っても気が乗らないとやらないし、「ここは楽譜でいうとこう弾くべきだから直してよ」と言っても頑固で直さない。頑固者が一番成績が伸びないといいますけどね。勉強も全く一緒です。息子の場合。そうすると私もなかなか沸点低めなので衝突してもう「いいよやらなくて!」となってしまうんですよね。息子の頑固さに負けて私の方が先に折れてしまう。この繰り返しの1年だったな。
SAPIX生だしサピ親だし、ここでいきなり子の手を放しNO伴走になることは絶対にないわけですよ。これを承知で中学受験沼に飛び込んだのだから。でも結局勉強って本人が本気にならないと意味ないんですよね。勉強に付き合うことはできるけど。塾に通って4年が過ぎようとしていますが、本当に子だけじゃなく親としても成長があったし試されているなと感じる。一方、どこかこんなに根詰めなくてもなんとかなるもんだ。という自分もいたりします。ピアノがそんな感じだったので。限界の先まで努力しなくてはならない時はいつかは来るだろうし今よりもっと辛い挫折になるだろうし、でもそれに比べたら今の4年の成績なんてどうでもいいしそこまで気にしなくてもいいんじゃないかという気もする。
あとは性格ね。よく兄弟がいてもそれぞれに個体差はあるしそれぞれ違う中学受験になるとよく聞きますが、世間的に良しとされていることも息子には合わなかったりするので良い時は良いけど悪い時は私が迷走してドツボに嵌っていくのよね。息子の性格的にはどちらかというと他と自分を比較するタイプではなくいい意味で人は人、自分は自分と線引きできるタイプ。他の子が成績よくても悪くても比較してどうのこうのというタイプではないから成績が悪い時に私が誰かを引き合いにだして愚痴っても全く響かない。こうやって文章にすると私の方が問題ありなのか!?
女子は他と比較しがちな生態だし、学校でも最近よくトラブルを耳にするのは女子同士の方なので男子はぽわんとして平和なのでそういう心配はなさそうだけど、息子の場合はそうなると過去の意思の弱い自分との闘いなのよね。個人戦(笑)いやむしろライバルがいる方が燃えるのかも。息子的にはケアレスミスを軽視する過去の自分との闘いがずっと続いているのね。
ケアレスミス撲滅への具体的な解決策
このブログでも何度も書いていますが、丁寧にことを運ぶということですよね。字を丁寧に書く、丁寧に設問を読む。細やかさという語句が息子の辞書にはないのよね。基礎トレも酷い時は6点なんて日もあるし、朝勉の計算問題をとにかく1問も落とさず訓練するという意識が必要だなと思います。
今、最レの計算問題集が4年生分が終わってしまったのでこちらを引っ張り出してやっています。計算も工夫して正確に早く解けるようになりたいよね。
私が熊野先生の大ファンで著書も大体読んでいます。これをやるのはもう少し先かなぁと思っていたのだけど、今フォトンの大テスト範囲が息子の苦手な場合の数で、サピの冬期講習も場合の数がまた出てきたので朝勉に追加してやっているのだけど、解説が丁寧でとても良いです。
計算を解くときに、問題を解く脳と間違いを探す脳は別らしいので制限時間内で両方を鍛えるということが重要なのかなと思っています。ま、息子は積み重ねる努力が苦手なので先が思いやられますが。
クリスマスプレゼントと最近読んだ本
クリスマスプレゼントと誕生日プレゼント
2024年最後のブログがあまりに暗すぎるので最後に書こうと思ってて書けなかった話を!息子のプレゼントは誕生日がクリスマスに近いので誕生日とクリスマスを纏めてちょっと高いものにしたり、いくつかに分けてになることもあるのですが今年はこんな感じのラインナップでした。
本気な望遠鏡は高いけど自分で組み立てていたし、なかなか好評でした。ただ最近空が曇りでなかなか見えにくい!
休日でもWifiで今お友達の誰がリアルタイムでやっているか見えるので、、、やりたい!となるけど一日の勉強のノルマが終わったらSwitchをできるルールです。
これとは全く一緒のモデルではないけど、ローリングスのものを主人が買っていました。スポーツ用品で見に行ったら、店員さんが野球初心者はミズノのグローブがおすすめと言っていたそうですけど。
最近は大谷翔平大ブームなのでね。ニューエラの店舗で購入したので刺繍も入れてもらえました。あとは主人がラジコンも買っていました。気づいたら息子がラジコンを動かして遊んでいて、私はいつ買ったんだろう・・・という感じだったけど。あ、これらは全部親からではなく一部はじじばばからのプレゼントも入っています。
最近読んだ本
最近息子は読書ブームなのか冬休みに入ってから熱心に読んでいます。いや、勉強もしてほしいけどさ。でもゲームばかりするよりいいだろうとしていますけどね。
かわらばんというか江戸の噂話ですって。面白かったそうです。
本屋大賞にノミネートされているそう。難しいかな?と心配したけど、すらすらひきこまれたそうです。まだたくさん読んだ本はあるのだけどまた次回に!
最後に
実はフォトンの入室テストについても書きたかったんですけど完全に出遅れなのでまた来年か?また余裕のある時にでも。それとあわせて息子の今後の先取りの方針などについても休み中にブログ更新したいです。
今年は更新が少なくて本当に申し訳なかったですが、来年以降は高学年にもなるのでなるべく記事を更新していきたいとは思っています。今年もたまにしか更新しないブログではありますがご訪問くださりありがとうございました!また来年も少しでも皆様のお役に立てるようなブログを書けたらと思っております。良い年をお迎えください!