小２　浜学園　最高レベル特訓算数（最レ）を１年間受講してみた感想

小２の最高レベル特訓算数、通称：最レ算数を１年間受講してみた感想です。我が家は関東圏の為、本家関西の浜学園ではなく、駿台浜学園となります。校舎は駿台校舎と同じ建物なので、設備も改装されて新しくとてもきれいです。サピのうちの校舎より明るくてまばゆいかも（笑）

公開テストの結果など書類関係は全て関西の浜学園本校から郵送されてきていましたね。

浜学園　最高レベル算数特訓

浜学園の中学受験コース

駿台浜学園には以下の２つのコースがあります。浜学園では、公開学力テストという実力テストが毎月ありますが、マスターと最レに通う内部生は、無料で受けることができます。

マスターコース

四教科を学ぶ浜学園の本科コースです。公開テスト（有料）を受験、もしくは入塾テスト（無料）を受ければ入塾できます。こちらは受講資格の取得というハードルはありませんので、入ってからのクラス分けテストとしての意味合いが強いでしょう。マスターと最レ算数を両方受講する場合は授業料の割引がありますよ。

最高レベル特訓算数

関西が誇る大手塾・浜学園が開講する、難易度の高い算数の講座です。新１年生～６年生まで開講されており、進級時に受講資格がないと次年度からは受講できません。３年生までは１年に１度（１０～１月度）の公開学力テストにて１度受講資格を取得できればOKです。小４～６年生の場合は、受講開始後も４か月ごと（５月末、９月末、１月末）に受講資格の見直しがあります。

　　　受講資格　公開学力テスト（毎月第２日曜実施）において

最レ算数の内容とは？

授業内容としては先取りの内容にはなりますが、上の学年の基礎的な単元の先取りと言うわけではなく、これまでの学年で習ったことだけで解ける応用問題です。例えていうならば、私が過去何度かおすすめしております低学年おすすめ３大問題集、最レベ算数、トップクラス、スーパーエリート算数の後ろの方にのっている、余裕があればやってみよう！的な難易度の高い問題がほとんどですね。

↓塾ありにも塾なしの方にもおすすめのトップクラス問題集です。

テキストは計算ドリルと授業で使用するテキストの２冊に分かれています。授業の冒頭に計算テストと前回の授業の復習テストがありますので（これがまた、なかなか難しい）予習の必要はありませんが、計算ドリルと授業の復習はきちんと自宅でしていかないと、テストで全く点がとれません。完璧に復習してもなかなか良い点が取れませんが（泣）サピックスとは問題の傾向が全く違いますので、メインで通っている塾の算数では少し物足りない、算数好きな子が難問を解いて学んで楽しみたいという目的の子にはおすすめします。

最レ算数はコスパが最高に良い

最レ算数には、通塾コースとWEBコースとあります。息子は通塾コースに通っていますが、通塾コースの場合は無料でWEB授業の内容もマイページから閲覧可能でしたので自宅で復習するのに最適です。また、マイページからはオンライン授業の他にも最レ算数の全問解説や毎月ある公開学力テストの全問解説動画なども閲覧できますので、サピックスとは真逆のホスピタリティとコスパの良さにびっくりでした（笑）全て本校の浜学園で作成している動画です。関西弁が新鮮な息子にとっては、とてもわかりやすくて先生がおもしろい！と大絶賛。１本、１時間ほどある動画ですが、飽きずにいつも観ていますよ。

また、公開テストで間違えた問題の類似問題が各マイページにアップされていて、解くことができます。移動時間やちょっとした待ち時間などに、私のスマホやタブレットなどから気軽に開いて解くことができますので、本当に至れり尽くせりだなぁと感心しています。弱点強化の面もよく考えられていますね。

最レ算数　デメリットは？

我が家は、電車に乗って通っており、まだ一人で行くには心配な距離なので親が送迎しています。低学年の３年生までは、隔週授業なのでそこまで負担はありませんが、４年生以降は毎週になりますし、メインのサピックスの方も４教科になり負担が相当増えると思いますので、両立できるのか今から心配はしています。

また、サピックスが低学年は思考系メインなのに対して、まったく方向性が違う問題なため（植木算などの特殊算も出てきます）低学年のうちにここまで難問を先取りしてやる必要があるかどうか？は、ご家庭の判断にはなると思います。

まとめ

最レ算数は、難易度の高い問題をやってみたいという算数大好きなお子さんにおすすめの講座です。最レ算数は、５年生時の受講が肝と聞きますので、それまでサピックスと両立して頑張りたいと思っています。正直、息子にとっては全体的に難易度が高すぎてついていくのに必死ですが、息子がとても楽しみに通っているので継続しています。サピックスの授業はどちらかというと静からしいのですが、サピックスとは真逆で、浜学園は授業に活気がありますので、息子にはとても新鮮なようです。浜学園の百傑（全国１００位以内）を目指して公開テストも頑張っています。過去出題された中学受験問題もテキストに出てきますので、「僕でも解けた！」と良いモチベーションにもなっているようです。