組分けテストの結果が出ました。偏差値は65には届かず、順位は全体で500位前半でした。クラス落ちはないでしょうが、早急に改善と対策が必要な個所が見つかった結果でした。まだ3年生の初めの段階でわかったので怪我の功名とでも申しますか、十分に時間はありますので改善に取り組みたいと思います。今回の母数は4595名でしたのでまた一気に増えましたね!
SAPIX 小3組分けテスト結果と計算の工夫
算数でケアレスミスと計算ミスが多発!
息子、算数の大問1でなんと3つも落としていました。唖然。タラレバで申し訳ありませんが、このケアレスミスがなければメダルも圏内だったかも・・・なので残念ではありますが、この時点で大問1については緊急対策が必要と分かっただけでも良しとしましょう(泣)しかし、大問1をこんなに落とすだけで順位がここまで下がるとは!大問1を落とすって本当に恐ろしいですね。
2年生の前半ぐらいまではそろばんを習っていることもあり、計算はかなり力づくで2桁なども暗算でやっていました。本当は工夫して計算した方が良いよと本人には伝えていたのですが、答えが合っていればいいかと私も流してしまっていたこともあり、段々と2年生の後半のテストでは苦しくなってきたような気がします。
以前にそろばんの記事でも書いていますが、そろばんを習うと集中力がつくということに関しては良いのですが、1ケタの計算はさすがに暗算で瞬発的に解けるようになっても、珠算1級、辛うじて2級程度の実力ではない限り、2桁以上の暗算は、そろばん以外の塾などの算数のテストではやめたほうが良いです。小学生低学年のお子さんですと稀に幼児期からそろばんを習っていて、既に1級に挑戦中!なんてお子さんもたまにいらっしゃいますが、大体は1年生ぐらいから初めて低学年の時は、5~7級ぐらいを勉強しているお子さんがほとんどだと思います。
この程度の実力だと、残念ながら塾の大問1で駆使できるほどの暗算の実力はありません。工夫して計算するか筆算を使う方が遅くても着実に結果はついていきます。ですので、そろばんを続けるのであれば覚悟して珠算1級ぐらいまで取る。そうでなければ、そろばんは集中力を養う習い事と割り切って、塾の算数で使えるアイテムとは考えず切り離して、楽しい習い事と位置付けておいた方が無難です。
話は戻しますが、息子が今回大問1を大量に落とした理由を本人に聞いてみたら、単純に時間が無くて何も確認ができなかったそう。(計算を確認しないなんて私的にはホラー過ぎる・・・)今回は算数も国語も難易度が低かったようなので(サピックス側の出題ミスもありましたしね)時間がなかったと話す息子にもびっくり。
採点後の答案用紙と問題用紙をよく見てみたら、位同士で工夫して計算すれば30秒ぐらいで終わるような簡単な計算もわざわざ筆算したりとどうやらすごく回り道して大問1を解いていた様子。だから見直しの時間もなかったのか・・・。
息子の計算は、とにもかくにも速さ重視のスピード狂ですが正確さに欠ける点がありました。一時期サピも浜のテストも大問1を毎度2、3問落とすのがスタンダードになっていたので、いくら後半の難易度の高い問題が取れていても大問1をこんなに落としてしまっては結果、難問は解けなかったが大問1はノーミスで、きた子と一緒になってしまう。という話を息子に口酸っぱく言い聞かせました。その後はしばらく大問1をノーミスで、きていたので改善されたと思っていたのですがそれが大間違いでした。
「この計算は、これとこれを先に計算しちゃえばあとはすぐ答えが出る。」というように、問題によって瞬発的に工夫して解く訓練をする必要がありますね。暗算でやると計算ミスが起きたので、筆算を使いなさいと言ったら、今度は筆算を使わなくても解ける計算でも頑固に筆算を使って計算するという・・・うちの息子は柔軟性に欠けるのでしょうか?いやいや計算は訓練していくしかないですね。しかしながら子供に伴走するのも大変だなぁとしみじみ思ってしまいました(笑)
国語の記述が順調に改善中
国語は今回は久々に偏差値が60を超えました。ここ半年ほどずっと国語は60をきっていたので、順位的にはボリュームゾーンでしたが、記述の点が取れるようになってきたことがとてもうれしかったです。
国語も一種の訓練ではありますので、記述に関しては以前から書いていますが、その事件、状態が起こった原因と理由。またその事件によって登場人物がどういった感情になったか。ということが2本柱ですね。この2点が記述に織り込まれていたら満点の10点が取れるでしょう。今回は1問のほうだけですが7点取れていましたので、これまでの息子の歴史上、記述ではかなりの高得点!この調子で記述は満点を取れるように頑張りたいですね。
一方、課題も見えてきました。選択問題でよく出題される、「言い換え」の問題ですね。私はこれは昔に大学受験の時ですが、予備校の講師から教えてもらいました。中学受験でも同じような問いが出るのか!とちょっと驚いた点でもありますね。まぁ、言い換えれば中学受験の段階で理解していれば大学受験まで使える手法と言うことですね。
選択問題がありますよね。4つのうちから正しいものを選べ。もしくは1つだけ間違っているものを選べ。この手の問題の解法は、問いの日本語の言い換えがされていれば〇だし、明らかに違う意味であれば×なんですよね。私のような文系脳の人間的には全く難しいことでもなんでもないですし、普通に読めばわかる問題。当時予備校で習った時に、「え、こんなの当たり前のことでしょ」と思っていたのですが、息子のように国語をきちんと読まないでなんとなく解いている場合には、こうやって解けばいいんだと糸口が見つかったようです。
小学生の子は、まだ幼く国語力が備わっていませんから大人が当たり前にやっていることも当たり前にできないのですね。解法を教えてあげればできるようになりますので、少し光が見えてきたようで良かったです。
まとめ
春休みに改善すべき課題が、今回の組分けテストでよく見えてきました。春休みは計算の工夫の訓練を毎日頑張ってみようと思います。
今更ですが、春休みや夏休み。長期休暇前には組分けテストがあり、その結果次第で長期休み中に家庭学習の方針を立て直すということなのですね。テストは良いきっかけになりますね。