失敗しない中学受験の始め方

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失敗しない中学受験の始め方

小学校受験と中学受験、どちらにする?

子供が3歳くらいになると、幼稚園にするか保育園にするか。小学校受験をするか中学受験をするか、悩みますよね。私の場合は、家を探している時にその選択を考えることになりました。モデルルームを見に行った際のセールストークが、「こちらの物件は、人気の〇〇小学校の学区ですよ!」でした。そうか。間取りや駅からの立地と同じくらいの優先順位で小学校の学区が選択基準なのか!と驚いたことを記憶しています。

国立小は居住地区による通学制限がある

国立の小学校は抽選という狭き門はもちろんのこと、自宅からの通学制限がありますよね。また私立に通うことになったとしても、入学してしばらくは親も付き添いで登校することも考え、通学時間はネックとなります。

では、中学受験をすることにしようと考えたとして、選択の余地がまだあるのなら、入学する公立小についても比較検討する必要があります。

中学受験をする生徒の割合が高い小学校を選ぶ

    メリット

中学受験をする生徒の割合が少ない場合、担任が調査書をうまく書いてくれるだろうか?という心配があります。また、学校によっては宿題の量には差があります。実際、〇〇小学校は宿題が多い学校らしい。△△小学校は宿題が少な目らしい。などと、区内のすぐ近隣の小学校同士でも違うものです。また学校によっては、6年の受験期でも漢字の書き取りなど大量の宿題が出る場合もあるそうです。ママ友同士の情報網で事前に調べておくと良いかもしれません。もちろん校長が代わってしまい、全然方針が変わってしまった。なんてい言うケースもなきにしもあらずですが。

    デメリット

実際、息子の小学校でもそうなのですが、あの子もこの子もサピックス生という現象が起こります。上にお子さんがいるママ友から話を聞くに、同じ学校や知り合いが同じ塾にいると、特にサピックスは成績順でクラスが決まりますから、お互いどこのクラスにいるか分かってしまいます。子供同士だと段々と張り合うようになってきてしまう場合も。すると、そこでちょっとしたいざこざに発展してしまったり、エスカレートすると、塾に行くのが嫌になってしまったり・・・。知り合いのお子さんでも、同じ校舎に知り合いが居すぎて嫌になり、転塾したお友達が結構いたとか。塾の授業が合わなくて転塾。ではなく、知り合いが居て行くのが嫌になってしまったというケースがあるとは・・・親としても塾選びには慎重になってしまいますよね。

息子の場合はまだ低学年ですので、同じ小学校のお友達はたくさんいますが、まだお友達が居すぎて嫌になって・・・というケースは今のところなさそうですが、組分けのたびに、「どこのクラス?何点??」と聞いてくるお友達はいるそうです(笑)

しかし、メンタル強めのお子さんで、競争環境ではむしろ力を発揮できるタイプにはサピックスなど大手塾は良い環境だと思います。

公立の小中一貫校という選択

公立の小中一貫校は、私立のように情操教育に力を入れている学校が多いですし、区のモデル校とされている学校もあります。一貫校の良い点は、習い事やクラブ活動といった課外活動を受験勉強によって中断する必要がない点です。

また、学区により中学校の評判が良くない・・・という場合がありますので、小中一貫校という選択肢もあると思います。

もちろん小中一貫校でも中学受験をする生徒はたくさんいますよ。

まとめ 

息子が年長にあがるまでに、うちの学区に引っ越してくるお友達が何人かいました。息子の小学校は、中学受験をする生徒が多い学校のためか学区外からは希望してもなかなか入学できません。中学受験は、塾選びからではなく、小学校選びから始まっているのか・・・と他人事のように驚きましたが、そんな私も今やどっぷり中受沼に嵌っております。

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