2月から中学受験塾は新学年が始まりますね。以前書いた、中学受験塾・Z会エクタスについてのつづきとなります。
中学受験 失敗しない塾選び エクタス
低学年時のエクタスの授業
低学年時のエクタスの授業は、やはり中学受験塾・低学年の定番。思考系の問題がメインですね。パズルや図形問題はもちろん、キッズBEEの類似問題や低学年時から実際の中学受験の過去問を解いたりもするそうです。授業のテキストは、プリントが配布され、各自でどんどん解いて進めていく方法。個々の生徒の解く速さやレベルも違いますから、先生がぐるぐると各生徒の席を回って〇付けやアドバイスをくれるそうですね。SAPIXの低学年時の授業スタイルと同じですね。授業によっては、基礎的な問題をやる週と応用問題をやる週とあるそうなので、体験授業に参加される場合、いきなり応用問題をする日にあたってしまうとレベルの高さに圧倒されてしまうかもしれませんね。
万人受けする大手塾サピックス
サピママとして思うに、意外とサピックスの方が広く万人受けするのではないか?と最近思います。大手塾なので当たり前ですが。サピックスのテキストは、上のクラスも下のクラスも同じテキストを使います。クラスは成績順で構成されますからクラスにより進度は変わりますが。どの生徒も同じテキストを使うってよくよく考えると凄いことではないかと思います。さすが長年の蓄積されたデータですよね。塾力がすごいですよね。我らがサピックス!私、サピ推しですのでご容赦ください(笑)
好みがハッキリ分かれそうなエクタス
一方、エクタスはと言うと、筑駒・御三家・駒東を目指しましょう!と良い意味で潔い。目指すゴールが明確です。入室時点からかなり絞って生徒を獲得していますよね。生徒のレベルが高いから、キッズBEEの問題をやったり、中学受験の過去問を出題したりもできるのだと思います。また、エクタスは入室テストがないので、保護者側には入室基準は不透明です。未就学時に幼児教室に通っていた、いわゆるお受験経験者のご家庭は、エクタスはベストマッチする気がしますし、幼児教室にお子さんを通わせた経験のあるママは、エクタスが好きそう!ハイレベルな内容ですし、少人数制で特別感があるからですかね。
我が家の息子はと言うと、未就学児の時は幼児教室も通っていませんでしたし、パパ塾・ママ塾もしていませんでしたので、小学校受験で主に扱う、思考系の問題はサピックスに入るまでは特にしていませんでした。そろばん教室ぐらいしかお勉強の習い事はしていなかったので、黙って1時間以上も座って飽きずに勉強できるかな?と心配だったくらいです。ですので、エクタスのようにハイレベルな生徒ばかり、ハイレベル向けのプリントとなると、息子には気後れしてしまい合わなかっただろうなと思います。いくら少人数制でひとりひとり手厚く見てくれるとなっても、入ってから周りの子のレベルに合うだろうかと、親も心配してしまいそうですよね。体験授業を受けた場合、授業後にフォローがありますから、エクタスの先生と相談してエクタスに入室するかどうかを見極めるということになるのでしょうか?
エクタスが好きそうなママの特徴
未就学児の時に幼児教室に通わせていたり、小学校に上がってからも個別指導や家庭教師など個人で見てもらっていた経験がある。あるいは、保育園や習い事のお迎え時に、毎度先生からきちんとフィードバックを受けている親御さん。いわゆるきめ細かいサービスの提供を求めている親御さんは、エクタスが好みだと思います。エクタスは大手塾より費用が高めですので、そのあたりも納得ですね。
私などは、特段、息子に問題やトラブルがなければ、特に先生と会話する必要もないし相談することもないので、アッサリ塩対応で問題ないわけです。どちらかと言うと、主人の方が話好きなのでたまにお迎えにいったりすると保育園でも先生と長々と話していたりしていたかも・・・(笑)
低学年時の塾選びは、子供自身で決めるにはなかなか難しいので、親御さんの好みが色濃く反映されがちではあるのでしょうね。
まとめ
簡単には入れない、ハイレベルな生徒が揃うエクタス。大手塾からエクタスへの転塾はもちろんのこと、逆にエクタスからサピックスなどの大手塾に転塾した方の話も耳にしますので、必ずしも万人受けするわけではないかもしれませんが、少人数志向の手厚いサポートを希望するご家庭には、伸び伸びとお子さんが勉強できる環境でしょうね。