失敗しない中学受験塾選び② SAPIX

以前こちらの記事を書きましたが、2年間SAPIXに通ってみての感想と、今時期、塾探しをなさっている方も多いだろうと考え、中学受験の塾選びについてサピとサピ以外の塾についても、もう少し掘り下げてみようかと思います。

目次

SAPIX

王道のSAPIX

低学年のうちはパズルやカードなど思考系の問題がほとんどなので、息子も楽しく通っています。3年からはいよいよ理社が始まりますが、それまでは算国の2教科を隔週でやるペースのため、緩いです。宿題もありません。基礎トレは毎日やり、次の授業までにひととおり前回のテキストの復習をしておく。ぐらいでしょうか?また、月1で作文の宿題があるので、毎回意欲的に取り組んでいます。たまに課題が難しくて「書けな~~い!」なんて時はアドバイスしていますが、とても丁寧に添削して返却してくださるので、基本は本人に任せています。(しょっちゅう漢字なども赤でなおされています)確認テストや復習テストの後にお楽しみのサイエンスがありますが、本人曰くサピの中で一番楽しい授業だそうです(笑)

サピの良いところはやはりテキストの良さ講師陣の質の高さだなと感じています。低学年の間の国語は、板書の授業ではなく先生がぐるぐると各席を回って都度添削してくれます。確認テストや復習テストの範囲の際は、解説を読みつつ、先生から赤を入れてもらった箇所を中心に復習するようにしています。

サピのテスト

サピのクラスはテストの成績順です。席は成績順なのかはわかりませんが、毎回先生の方で決めています。

入室したての1年生の前半は、算国とも偏差値60をいったりきたりの成績でした。クラスは上から2番目クラスが定位置。下がることは無かったですが、なかなか上がるのは難しかったです。定期的にある保護者会では、低学年のうちは、家のお手伝いを積極的にやるように言われ、サピのテキスト以外は特にしなくていいですと言われましたが、これは2年、3年になったらどんどんやることが増えてきて、成績を上げるのは難しそうだなと考えました。元々地頭が良いわけでもなく、お受験の貯金もない息子の場合はやっぱりもう少しやるしかないのだろうなという結論に至りました。ちなみに息子の通う校舎は、中~大規模クラスの校舎で、1年生から募集停止。4年生以降は募集していません。都内校舎の中でも合格率は上位の方です。あまり詳細には書けませんが1年生の時から10クラス以上ありました。

最近は、算数塾や個別を併用したり、家庭学習で問題集を増やしたり。方法は様々ですが、成績の良い子はある程度家庭でもプラスでしているのだろうなと思います。

1番上のクラスになった方法

親子で奮起したきっかけは、1年生の7月。初めての範囲なしの組分けテストでした。算国とも偏差値60を切ってしまい、夏期講習のクラスが通常クラスよりもっと下がってしまいました。息子の校舎には同じ小学校のお友達がたくさん通っております。夏期講習は平日のみな為、土曜クラスも併せて全員が一堂に会しますから、息子もクラス落ちしたことにしょんぼりしておりました。

思考系の問題集を増やす

算数ラボは2が出版されています。

おすすめはこちらのシリーズです。こちらを夏休みにコツコツ毎日1ページずつやるようになりました。今でも学年は上がっていますが、この3シリーズは家庭学習にて続けています。思考力は中学受験の勉強の土台となる力です。思考力はやらないと伸びませんが、やったらやっただけ目に見えて成績UPにも繋がります。

まとめ

家庭学習を効率よくやるようになってから成績が伸びました。夏休み明け、10月の確認テストにて初めて1番上のクラスとなり、それ以降一度もクラス落ちしたことはありません。SAPIXは、高学年になるとαクラスもほとんどメンバーに変動がないと耳にしますが、驚くことに、低学年でも1年生の2学期からほとんど変動がないです。息子のクラスは、たまに1人、2人入れ替わりの変動があるくらいだそうです。

今の時代、1年生の頃から通塾する子が多いのは、塾の席取りだけではなく、それだけ親御さんの意識が高いのだと感じます。逆に、低学年のうちは効率的に問題集を増やしたり、少し頑張るだけで成績もすぐ伸びますから、のんびりし過ぎず、良い波に乗れるよう準備しておきましょう。

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