中学受験の基礎として低学年時にやっておくと良いことは、読み・書き・そろばんと言いますが、幼児~低学年時に通う習い事として、公文とそろばん。一体どちらが中学受験算数の計算力を養うのに有効なのでしょうか?
公文
公文のメリット
・勉強の習慣がつく
・繰り返し学習
・教室数が多いので初めての習い事として気軽に始められる
公文のデメリット
・同じことの繰り返しで嫌になる
・宿題が多すぎる
・計算力しか鍛えられない(算数全般ではない)
公文の評判
息子が園児の時は、知り合いの8割以上と言っても過言でないくらい、皆、公文に通っていました。教室数が多いので徒歩圏内に教室が点在しており、初めての習い事として通いやすいですよね。
当時その周りのブームにのって息子も通わせようか検討しましたが、近所の教室の幼児クラスは平日16:00~18:00のみだったので、送迎が難しく断念しました。習い事の送迎に関しては、区の子育て支援サポートがある場合はそちらを利用するのも一つの手ですよね。
周囲が皆、公文を習っていましたが、ほとんどが小学校に上がる前に公文を卒業していました。公文は、中学生の因数分解くらいまで到達すると一旦あがりのような状態と聞きますが、そこまでいかない前に辞めていくお友達が多かったです。
辞めてしまう理由で一番多かったのが、とにかく宿題が苦行になってしまったそうです。同じことを何度も何度も繰り返すことが公文のメソッドですから、しょうがないかもしれませんが、苦行になるほどだともっと楽しくできるほかの習い事に変えたいなと思ってしまいますよね。
ちなみに公文=計算のイメージが強いですが、公文の国語や英語はなかなか評判が良いと聞きます。公文英語をやりながらだと英検受検も苦労なくポンポンといけるようで、我が家の場合、英検は完全に家庭学習での独学ですが、公文英語。ちょっとやらせてみたかったなと思っています。単語を覚えたり、繰り返し学習ってなかなか家庭で管理するのは大変なんですよね。
そろばん
そろばんのメリット
・計算力がつく
・暗算が身につく
・指先の動作なので脳が活性化する
そろばんのデメリット
・計算ミスが多い
・中学受験算数の計算で武器にするには鍛錬と改善が必要
そろばんは問題数が多く、正確さよりも速さと正答数で競うものなので、そろばんの感覚で中学受験算数の計算に挑むと痛い目にあいます。息子は年長からそろばんを習っており、私も小学生時代そろばんを習っていたので、そろばんに関しては次回、別に記事にしたいと思います。
まとめ
公文とそろばん。一長一短だと思いますので、あくまで習い事(机に向かう習慣づけ)の認識でいると良いかと思います。どちらでも、1時間集中する時間を作るということは、お子さんにとって貴重な時間だと思います。