夏が近づくと悩ましいのは夏休みの自由研究の提出ではないでしょうか?工作が苦手な私は息子と製作をする気にはなれません。「今年はどうしよう・・・?」と考えていたところ、夏休みの自由研究にも使えそうなZ会の期間限定(全4回)講座を見つけました。Z会に入会していなくとも受講できますし、夏休みの間だけの短期間なので気軽にチャレンジできそう!
Z会「調べるひろがる探究講座」とは?
調べるひろがる探究講座とはどのようなサービス?
ブリタニカ・ジャパン株式会社が提供するオンライン百科事典と株式会社Z会の通信教育サービスを組み合わせた新しい小学生のための探究型講座。対象学年は3・4・5・6年生で、各学年に応じたテーマに取り組みながら、目指す情報を自分で見つけ出す経験を通じて、「探究力」を引き出す効果があります。
探究力とは?
自分のやりたいことや興味があることの本質を見極めようと、信頼できる情報を集め分析し、表現・発表する力。これはまさに今の親御さんが小学生のお子さんに身に付けさせたい力ですよね。将来お子さんが自らの進む道を考える際に必須の力でもあります。
どんな探究力が身につくの?
- 調べ学習に必要な調べ方やまとめ方が上手になる
- 理科(科学)や社会(地理や歴史など)の理解が深まる
- 物事の多角的な見方が身につく
- 情報の見極め方や分析の仕方がわかる
- 好奇心が強くなり、新たな学びに積極的になる
探究学習がはじめてでも大丈夫?
探究学習がはじめてでも無理なく取り組めるよう、調べ学習の方法・資料の読み方・活用法・課題設定の仕方・調べたことのまとめ方をスモールステップで学習していきます。
一般の検索エンジンを使うのではなく、受講者専用のオンライン百科事典「ブリタニカ・ジュニアサーチ for Z会」を利用するため、安心・安全に調べ学習を進めることができます。
Z会「調べるひろがる探究講座」学習方法
具体的な学習方法は?
4回にわたり教材エブリスタディを使用してオンライン百科事典ブリタニカ・ジュニアサーチ for Z会で課題を調べながら学習。
エブリスタディが終了したら、最後に別紙の探究シート にまとめてZ会に送りコメントしてもらって終了。
Z会の通信教育を受講できることは子供にとって提出する目標になりますし、何より頑張れる。専門の指導者に客観的にコメントしてもらえることは、やりっぱなしにならず、親も安心ですね。
受講期間は?
教材が到着してから、1か月で探究シートにまとめて提出することが目標。
学習のSTEP
各学年のテーマにそってミッションを進めていきます。
ブリタニカ・ジュニアサーチの使い方はログインしてから使い方をクリックすれば確認できますし、エブリスタディのテキストにも載っていますので3年生の息子でも全く問題ありませんでした。
外部からのインプットだけでなく、自分で考えて必要な情報を探す学習となるので、記憶にも残りやすいですし、もっと深掘りしたい項目についても独自に探究できますね。
この講座の良いところは、書かれていることを読み取り、自分の言葉で表現する必要があるということ。
著作権の問題もありますから、調べた内容や写真をそのまま丸写しして外部に出すことはできません(引用元を書いて提出することは可)。夏休みの自由研究の際に利用するときは注意が必要ですが、自分の言葉で表現するということは国語力・文章力を鍛えることにもつながりますから、理科や社会の勉強だけでなく表現力の勉強もできるところは一石二鳥と言えますね。
家庭学習でこのような課題や問題集をやると、提出する先がない場合はやったらやりっぱなしになってしまう恐れも。しかしこちらの講座の場合は、Z会に提出すればコメントしてくれるところ、期限もきちんとあるので最後までやり遂げる力を養えます。
サンプルのようにコメントされて戻していただけるようです。
受講の流れ
こちら下記サイトよりお申込みください。
申込の特典
恐竜ペーパークラフトがもらえます!
Z会「調べるひろがる探究講座」やってみた感想
実際に小3息子がやってみた
学校からタブレットが支給されており、タブレット学習には多少は慣れている息子。最初に少しフォローしただけで、あとは自分で興味のあることをサクサクと調べていました。検索した内容は、通常、インターネットを検索して調べる情報よりも小学生でもわかりやすい内容になっていますので息子も集中して学習していました。
実際のテキストの内容は、さすがは国語の記述にも定評のあるZ会。記述中心で、自ら調べて集めた内容をまとめて組み立てていく作業でもあるので、この力は国私立中学受験や公立中高一貫校受検の記述対策にも大いに役立つなぁと感心しました。
夏休みの自由研究にも使えそう!
ブリタニカ・ジュニアサーチ for Z会の使用は、9月30日まで可能です。夏休みの自由研究にも利用できますね。理科だけでなく社会の項目もたくさん調べることができます。興味のある項目を深掘りしてみるのも良いですし、自分の知らなかった項目についても幅広く学べます。
項目によっては動画で詳しく説明してくれるものもあります。息子は早速、今一番興味のあるカブトムシの育ちについて探究していました。
オンラインの百科事典ですから、思い立った時にすぐ調べられますし、なんといっても紙の百科事典のように場所を取らないのは親としてもありがたいですよね。動物の成長の様子も動画で確認することができますし、記憶にもとても残りやすいですよね。
まとめ
探究学習がはじめてでもスモールステップで無理なく取り組める内容でした。めざす情報を集め分析し、表現・発表する力=「探究力」をじっくりと夏休みに養うにはとても良い講座ですね。
テーマに取り組み、探究力を養うことは、作文や記述問題に取り組む力を身につける練習にもなり、とても期待できる内容でした。
講座の他にも理科や社会の勉強にもなりますので幅広く活用できそうです。
興味のある事柄に対して他人から教えてもらうのではなく自ら行動して探究して組み立てていく。これは自主学習の土台でもありますね。