あっという間に春休みに入りましたね。春休み中に、普段後回しになっている勉強を消化できると良いなぁと思っています。今回は、通塾中のSAPIXと算数塾の中学入試分析会の動画をやっと視聴しましたので、記事にしたいと思います。
SAPIX 中学入試分析会2023
SAPIXの中学入試分析会総括
昨年度までは動画配信のみでしたが今年からは会場開催が復活しましたね。今年は日程の都合がつかず会場参加は出来ませんでしたが、来年度からは都合をつけてぜひ会場参加してみたいです。やはり熱気と言いますかライブ感を味わいたいです(笑)
桜蔭が人気の理由と女子伝統校の復活
今年は女子の優秀層の活躍が目を引いたなという印象でした。それを語るにはやはり桜蔭ですよね。今年のサピックスの合格実績は本当に素晴らしかったなぁと。桜蔭は、東大理三の合格実績が伸びているので、女子の優秀層は桜蔭を第一志望とする子が多かったそうです。
一方、桜蔭を除く女子学院や豊島岡などの難関女子進学校に関しては、受験生が慎重になったのか志願者減だったそう。志願者が減ったとは言え、難易度は高止まりのままですから、進学校に進むよりも付属校に志望校をチェンジしたり、安全校にシフトしたりと今年はチャレンジする女子が少なかったようですね。一方、男子はチャレンジする子が多かったそうなので、これは男女の違いもあるのでしょうか?
昨今は女子校から共学化する学校が増えたりと女子校離れが顕著ですが、女子伝統校は人気が復活している学校もあるそうです。理系に定評のある田園調布学園や品川女子学院などの女子伝統校や大学と連携している女子校などはむしろ人気が高騰しているようです。
提携している大学との指定校推薦枠が多い連携校と言えば、以前記事にもしましたが立教大学と連携している香蘭女子校。また法政大学と連携を発表した三輪田学園など。三輪田学園は今年は例年よりなんと志願者42%増だったようです。
元々、早慶やMARCHなど付属校の女子枠は男子より圧倒的に少ない学校が多いので、女子は男子よりも偏差値が高くなりますし、女子には狭き門ですよね。そんな中、大学と連携する女子校が増えることは、女子にとっては選択肢が広がり嬉しいことですよね。
我が子に合う志望校選びとは?
- 自由な校風⇔ほっとかれる
- ガチガチで厳しい校風⇔思春期の子供にはどうなの?
- 新設校は自分達で決められる⇔先輩OB・OGが少ない
学校にはそれぞれメリット・デメリットがあります。更に親の志望校と子供の志望校が違う場合などはどうすればよいのか。昨年から学園祭など行事に参加できる機会が増えてきていますから早め早めの行動が大事なのでしょうね。また、SNSやネットなどの上辺だけの聞こえの良い情報だけに惑わされないようにというお話もなかなか心に響きました。
偏差値だけにとらわれず、学力タイプと志望校の出題傾向が我が子にマッチしているかということも重要な判断基準だそうです。
子供自身が納得して良い受験だったと思えるように導く
中学受験は、親の伴走が必須ですし全面的に子供主体の受験とは言いきれないですが、結果はどうあれ、子供自身がやりきった!中学受験をしてみて良かった!と思えることこそがその子にとっての真の勝利なのでしょうね。中学受験をすることによって得られる経験は計り知れず、後々に大学受験をすることになっても糧にもなりますしね。プラスはあってもマイナスになることは決してない。そう子供が最終的に自ら思えるように、親として導いていってあげることが親の役目なのでしょう。
まとめ
2/1の開成は不合格だったけれど2/3の筑駒には合格したサピ生の例を出してお話されていましたが、そのお子さんのように最後までやり切ったと清々しい受験にできるのかしら・・・わが息子は。まだ私に「やらされてる感満載」な息子ですが、いつか自分毎と捉えて真剣に受験と向き合うよう成長することを祈っております。