前回の記事の続きとなります。
中学受験 低学年でやっておけばよかったなと思うこと
算数でやっておけばよかったなと思うこと
息子、以前にも書いていますが図形があまりお得意ではありません。その上最近では、キッズBEEの過去問もそうですが算数ラボとかなんだかもう算数が難しすぎて、私が全く教えられなくなり・・・(教えると言っても解説を読むレベル感ですが)朝の勉強時間は、主人が息子の算数だけですが見ています。
朝は主にサピや浜、算数塾の副教材で出されている問題集など計算中心にやってから、息子の気分次第ですが思考系の問題集を日替わりでやっています。算数ラボやG脳、キッズBEEの過去問あたりですかね。それでも時間が余れば、漢検の書き取りをしたり英単語の確認などを少しやって準備して登校。と言った流れですね。
主人から「図形が弱いね。なんか図形だけの問題集良いのないの?」とリクエストがあり、探してみたのですが、中学受験の図形。となると円の面積を駆使して・・・など低学年ではまだ難しすぎる内容の問題集ばかりなんですよね。なので以前に購入したけど少しだけやって後回しになっていた思考系問題集などをいくつかひっぱりだしてやっています。1年生の初めの頃、当時の息子君には難しすぎて投げ出したこちらなどなど。
1年生の頃は、全然解けなくて投げ出してそのまま放置でしたが、今ぐらいの年齢だと丁度良いのかもしれません。黙々と一人で解いています。図形もそうですが思考力が問われる問題は、ひとつひとつ地道な作業を積み重ねて訓練していくしか力がつかないですね。地道に図や式を書いて答えを導きだして行くという作業能力が非常に重要となっていきますからこれをスキップすると後々響いてくると思います。
息子の場合は、地道な図や式を書いて解くという作業が好きではなかったのでそのせいか図形もどちらかと言うと得意な方ではないですね。4年生になるまでにこの1年間は、図形や思考系問題の基礎固めをしていこうと考えています。まだ低学年で時間の余裕がたっぷりあるお子さんは段階を踏んで簡単な点描写の問題などから地道に書くという作業を毎日少しずつやっておくと後々生きてくると思います。
国語でやっておけばよかったなと思うこと
国語はまず絶対的にやっておくべきことは以前から書いておりますが漢字ですね。読み書きそろばんと昔から言いますが、漢字は対象学年以上小学校卒業程度はひととおりやっておくべきですね。そうでないと学年が上がるにつれ理社など暗記科目も入ってくると漢字の書き取りなんてやっている時間は絶対なくなります。低学年の3年生までのうちに小学生で習う漢字の基本的な読み書きはマスターしておきましょう。漢検の勉強をするのが目標設定もできて一番おすすめですが、検定系があまりお好きでなかったり検定の日程が習い事等で都合がつかない場合もありますからそういった場合は取り掛かりやすい問題集などを見つけて基本的なことはやっておくのが良いと思います。
息子の場合、漢字はひととおりやっているので中学受験向けの難易度の高い漢字などはサピックスの授業だけで十分かなと思っています。
ですので本題はここからですね(笑)息子の国語。一体いつから苦手になっていったのか・・・。やっておけば良かったことって何だろう・・・・?と考えてみました。本を読んだら読みっぱなしで終了してしまっていたこと。これは今考えると凄くもったいないことだったなぁと。
国語で聞かれることは、主に登場人物の感情とどうしてそうなったか。の原因と理由ですよね。その2大柱が中心。選択問題も記述問題も大体この2つが基本問われることではないでしょうか。
そうすると、これまで小さい頃読み聞かせしていた本や、今は自分ひとりで黙読で読書をしていますが、読み終わった後にどういう話で、どう思ったか?について、積極的に感想や意見を親子で話し合うということが重要だったのではないかなと今更ながら気づきました。
主語と述語、目的語を入れないと文は成り立たないとかそういったことはあくまでテクニックの問題であり、テクニックに関しては塾の授業でいくらでも今後も身についていくものです。低学年の国語で必要なことは作者や問題作成者の意図を読み取り、登場人物が結果どういった感情になったのか。と言うことを理解し訓練することだと思います。
最初は、問題作成者の意図まで理解できなくても良いと思いますが、1冊、本を読み終わって登場人物がどういった感情に落ち着いたかということは親子で毎回話しあうということは良いことだと思います。まぁその場合、親も同じ本を読む必要があるのですが、それはネットでレビューなどを検索すれば大体どういった内容かは把握できますので親子でその本について意見を交わすということが読解問題の感情を汲み取り理解する、一歩なのではないかと思います。
もちろんお子さんが今読んでいる本でも良いですが、サピックスのテキストの題材でも良いですね。子供に音読してもらって、どういう話で、感動した場面、びっくりした場面などを具体的に親子で話し合ってみるのが良いと思います。確認テストや復習テストで一から復習しなくても済みますし、やはり授業でやった内容はすぐに復習するということが重要ですしね。
まとめ
低学年のうちは、丁寧にひとつひとつ段階を踏んで親が子供の勉強に関わりをもつようにすることが重要だなと思います。サピックスは復習主義の塾ですが、復習はイコール家庭学習ということですよね。4年生以降は段々と自走していくでしょうが低学年のうちは家庭学習でも親子で一緒に勉強するという時間がとても大切なんだなと思いました。
1年生の頃は私の仕事が忙しくて息子も毎日学童や習い事に通っており、あまり家庭学習を見てあげられていなかったことを少し後悔しています。あくまで息子の周りのお友達の例ですが、成績がトップクラスのお子さんは、きちんと親御さんが二人三脚で家庭学習をフォローしていましたね。ワーママの場合は家庭学習を見てあげられる時間も限られるとは思いますが、夕飯の時に今日サピックスでやった国語の内容について話すとか、ちょっとした隙間時間にわざわざテキストを開かなくてもできることはありますよね。
さて本日は先日の組分けテストの速報が出ます。テスト当日の夕方に採点前解答が既にアップされていたので何となく成績はわかっているのですが、(成績自体は一喜一憂するようなドラマチックな展開でもなく通常運転でした。)速報が出たら組分けテストのことを記事にしたいと思います。