中学受験 成功の秘訣とは何か?親ができること

息子は2月から新小3となりますが、先日1月のサピックス組分けテストは母数が前回10月度の確認テストよりも600名ほど増加していました。新小3でこんなに増えるのか!とびっくりしました。通説では新小4がピークで小5から他塾への転塾が増え、母数が減っていくと聞きますが。新小4になるともっと増えるのでしょうね。

さてそんな中学受験とSAPIX。新たに上の学年に進級するにあたり、中学受験を目指す子供の親として最近考えたことをいくつか。

目次

中学受験 成功の秘訣とは何なのか?

最近の親の傾向

中学受験への父親の参戦。多いと思いませんか?リモートワークが当たり前になってきて、家庭に目を向ける時間が増えているのだと思います。学校の平日の行事へのお父さんの参加もすごく増えた気がします。ひと昔まえにイクメンと言う言葉が良く聞かれましたが、育児休暇を取得して平日にエルゴでお子さんを抱っこして家事をしていたイクメンたちが、今は中学受験に参戦してきているのでしょうか?

お父さんがひと昔前より中学受験に詳しくなっている。むしろ母親より詳しかったりするという。我が主人は興味がなくはないですが、中学受験の情報を仕入れてくるのはほとんど私ですね。会社の同僚のお子さんでサピ卒業生の話をたまに聞いてきてくれますから、それはとても参考になりますが。

中学受験伴走より仕事の方がよっぽどラクチン

中学受験をするお子さんが居て、親御さんがまだ新卒です。と言う方はほぼいないでしょう。中学受験のお子さんがいる親御さんは30~50代の方が多いかと思います。すると、社会に出て10年以上という方がほとんどですね。途中転職する方もいれば、全く未経験の職業に就く方もいるかもしれません。そういう場合は仕事も大変だと思います。しかし仕事はある程度、自分の努力次第で成果が上がります。経験のある業務でしたら尚更成果が出るのが早い。自分が努力すれば良いのです。ですが中学受験は努力するのは自分ではなく全く別人格の自分の子供です。高校受験や大学受験は、自分が自分で自分をコントールすることが可能です。しかし中学受験は精神的にも未熟な小学生が立ち向かうこと。中学受験の結果は子供だけの責任ではないですよね。親の責任が大きいと思います。ですので私はよっぽど仕事より中学受験の伴走の方が難易度が上だと断言します。必ず努力した分だけ思った成果が出るわけではないので。

親ができることとは?

中学受験の親とは。一体何をすればよいのでしょうか?

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低学年時の家庭学習の伴走

家庭学習の伴走って大変なんです。問題集を選ぶのも大変ですし、地味に〇つけするのも重労働です。

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塾探しをする

子供に合う塾はどんな塾でしょう?通学時間で選ぶのか?とりあえず大手塾で選ぶのか?はたまた親も色々相談したいから先生との距離が近い塾を選ぶのか・・・

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入塾してからも復習の伴走

塾に入れて授業料を払っていればひとまず終了ではないですね。テストの成績に親が一喜一憂も良くないですが、苦手分野の克服や、勉強すべき項目、今子供には一体何が足りないのか。考えるのは親の務めです。

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転塾を検討する

通ってみて、子供が今の塾と合っていないようであれば転塾も検討しなくてはなりません。②番の塾探しで失敗した責任を問うならばそれは親の責任です。

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志望校選び

さてここへ来てまた更に大仕事です。学校見学や学園祭訪問などはすでに済んでいることと思いますが、志望校の過去問の傾向を見て、研究するのも親の務めです。

親としての役割を自覚する

母親が全て管理・責任を持つ家庭もあれば父親が。という場合もあるでしょう。いずれにしろ、もし途中で上手くいかなくなったら、マネージメント責任者がサブ責任者にアドバイスをもらい早急に改善・解決をするということ。相談する相手はもちろん家族間ではなくとも、塾の先生でも良いですし、個別や家庭教師の先生でも良いですし、ママ友でも良いですよね。

最近気になるのは、父親がやたらと前のめりなパターン。父親が主でマネージメントする場合は、会社の部下や同僚と同じ様な態度で自分の子供に接するのはやめた方が良いかもしれません。自分のこれまでの経験だけで中学受験を判断しないということが重要だと思いますし、受験するのは自分ではありません。息子に、部下のような態度で接してしまう。娘にも・・・言うまでもなくお父さん、完全に嫌われますよ(笑)

まとめ

小学校受験は親の受験と言いますが、中学受験も親の受験。親の責任によりますよね。中学受験の成功の秘訣は、親の自覚と親の役割を明確にすること、親が覚悟するということではないでしょうか?

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