SAPIXは親のサポートが必須の塾。親が放任していると恐ろしい結末になるかも。

ゴールデンウィークも残りあと3日ですね。我が家の今年のゴールデンウィークは特に計画もなく、いつもの休日と変わらない感じでのんびりと過ごしています。4月は私が諸々忙しく(言い訳)、あまりサピックスや算数塾での進度の把握ができていなかったのですが、何気なく息子に聞いてみると「むむ!?」と考えさせられる展開となりました。

目次

SAPIXは親のサポートが必須の塾。親が放任していると恐ろしい結末になる。

実は小3から授業スタイルに変化があったサピックス

1,2年生までは算・国ともに授業スタイルに変化は特にありませんでした。これはサピックス全校舎共通ではなく校舎・講師によって多少違うと想定はしますが、我が校舎では1,2年生の時は、板書はあまりなくテキストの先生に指示された問題を中心に自分のペースで解いていく。そして講師がぐるぐると席を回って〇やアドバイスなどをしながら個々人で解いていく。というスタイルでした。

が、しかし3年生からは王道のサピックス的授業スタイルに変化していたのです。母は全く把握していなかったので大げさかもしれませんが少し恐怖すら覚えてしまいました。どのように変化があったのかというと授業参加型スタイルです。これは恐ろしい。学生時代良くお出来になった親御さん達にとっては全く恐ろしくもなんともない授業スタイルだとは思うのですが、私は苦手な授業スタイルでしたね(笑)

息子は公立小に通っていますが、最近の小学校もこのような授業スタイルに変化していますから時代の流れとも言えるのかもしれません。授業参加型だと積極的に挙手をして先生と生徒が同じペースでどんどん波にのって授業が進行していきます。挙手をして意見を述べて、先生が言った重要コメントについては、ササっとテキストにメモをして、どんどん先に進んでいきます。授業で時間が無くやれなかった問題に関しては・・・そうです。全部家庭学習ですね。

これ、参加せずにただ授業を座って聞いているだけの生徒ももちろん出てきますよね?授業内容は理解しているが、性格的にあまり挙手をして意見を積極的に述べるタイプのお子さんではない場合は良いとして、それ以外の場合です。これが恐ろしいのです。ただ出席しているだけの場合。理解できていない箇所があったとしても、どんどん先へ進んでいってしまう。学校ではないので理解できている子に合わせて授業が進んでいくので、理解できていない箇所がある場合は家庭で親がフォローして見てあげなくてはいけない。小4ぐらいまでだと、完璧に自走しており、自ら勉強する子なんてほとんどいませんから、結局は親が家庭学習の内容を把握して組み立てていかないといけませんよね。

サピックスから転塾するケースが少しわかってきた

以前の記事でも書いておりますが、サピックスから転塾するケースは大体以下の2つだと思います。

  1. サピックスの授業についていけなくなる
  2. 周りが気になりすぎて嫌になってしまう

サピックスの授業についていけなくなる

これは先ほども書きましたが、授業が参加型スタイルに変化していますからこのスタイルが合わないお子さんは授業についていけなくなる。ついていけてるとしても、楽しくない。などミスマッチな場合は苦痛でしかありませんから結果的に転塾してしまうのだと思います。

周りが気になりすぎて嫌になってしまう

2年生ぐらいまでは息子と同じ小学校のサピ生も把握できる数でした。それが3年生になると一気に倍増して、近隣校舎も含めるとほぼ把握不可能な数に(笑)やはり今や3年生から通塾開始する方も増えましたね。4年生からもっと増えるのかしら!?息子の校舎は現在ほぼMAXのクラス数なはずなので4年生になってからはそこまでは増えないとは思うのですが、募集停止していても受け入れられるキャパは残しているのでしょうね。最近は、サピックス離れがきているだの色々言われていますが、どこ吹く風。我が地域ではいまだにサピックス大人気です(笑)

まだ3年生までだとα(アルファ)クラスは存在しなくアルファベットクラスなのですが、同じサピ生同士でも、やたらとそれぞれがどこのクラスかという情報に詳しい子がいるんですよね(笑)そのお子さん自身が知りたいのか、はたまたその子のママが知りたくてその子が聞きまわっているのかもしれませんが・・・そうすると勝手にランク付けされてしまったり。自分は自分。他人は他人。とマイペースでいられるお子さんは良いのでしょうが・・・

まとめ

サピックスは親のフォローが必須な塾であるということを3年生にして改めて実感しています。3年生から入塾した場合は、ペースを掴めるまでは多少親子で戸惑うこともあるでしょうし、我が家のように低学年から通塾している場合でも、進行状況を親が把握して、理解度が乏しい箇所についてはきちんとフォローしていかないと、気づいたときには手遅れとなるかもしれません。親もしっかりと関わっていくことが必要だと思います。

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