久々のソウル旅行記の続きです。
今回のソウル旅行。往路の飛行機でスーツケースが破損した為、補償を申請しましたのでどなたかの参考になれば。
スーツケースの破損 バゲッジクレームの方法
バゲッジクレームで大切なこと
ターンテーブルからスーツケースをピックアップしたら。
へとへとに疲れていますから、すぐ税関を抜けてホテルに直行したいところですよね。
その前に必ずチェックしてくださいね!!!
ご自分のスーツケースが破損していないかを!
ターンテーブルからピックアップした際にパッとは見たのですが、特に目立ったへこみやキズも見られなかったので、
と言うか気づかなかったので、そのままホテルへ行ってしまいました。
そしてホテルの部屋に到着してスーツケースを開いた瞬間に、
本体外側の何かがボロッと落ちまして(笑)
私のスーツケースはサムソナイト製ですが、
(軽くてお気に入り♡お土産で瓶ものなど重たいものを買う方にはおすすめ)
往路はJAL便でした。
海外の空港だと丁寧に扱われないことも多いので国際線で荷物を預けて、到着した際は特に注意すべきですね。
これよりもっと以前、スーツケースが壊れて保険で直したことがありましたが
その際は明らかに凹んでいて、一瞬で見てわかったので
すぐその場で航空会社の係員に申し出た覚えがあります。
空港を出る前に申し出を!
さて、なぜ空港を出る前に申告しないといけないかと言うと、
市内に出てしまってからだと空港の中なのか外で破損したものなのかわからなくなってしまうから。
空港の外で頑丈なスーツケースが壊れるほどの衝撃って、そうなかなかないですけどね。
往路便はJALに搭乗していたので、JALのホームページを見てみましょう。
ご到着された際に、万一お手荷物の破損にお気づきの場合には、空港を離れる前に空港職員へご一報ください。弊社運送約款の規定に則り補償対応をいたします。空港を離れた後に破損にお気づきの場合には、必ずお受け取りの日から7日以内に到着地空港へご申告ください。
JAL公式より
- お受け取り日から8日目以降のご申告に関しては、補償対応をいたしかねますのでご留意ください。
ちなみにANAも調べてみましたが、ANAも上記と同様の案内となっていました。
日系は足並みをそろえているようですね。
海外の航空会社やLCCですと、恐らくこのような条件を出している航空会社は少ないと思いますので、
やはり空港を出る前にきちんと荷物に破損がないか確認することが大切だと思います。
今回のソウル旅行は7日以内でしたので、復路便に搭乗する前にJALのカウンターで申し出ることにしました。
今思うと、短期の旅行だったから良かったですが7日以上の旅行だった場合、
わざわざ空港に引き返さないといけないので更に大変だったなぁと思いました。
空港のカウンターで申し出する
当日空港を出る前に破損に気づいた場合は、必ず空港から出る前に航空会社のバゲッジクレームカウンターにて申請してください。
私は空港の外へ既に出てしまっていましたので復路便に搭乗する前に、
事故証明書をJALの係員に記入してもらいました。
これさえGETできれば、航空会社もしくは保険会社のいずれかで補償してもらえます。
必ずこの証明書を忘れずに取得してください。
航空会社か保険会社 どちらに補償してもらえる?
さて事故証明書を無事にGETしたあとの手続きです。
実は、復路の韓国の空港にて事故証明書を記入してもらう際に、
「空港外へ出てしまっているから航空会社ではなく保険会社で補償してもらってね。」と空港係員に言われました。
空港の外へ出てしまった場合も航空会社で補償しますとホームページに書いてあった為、
納得いかない。と思ったのですが、
ネットで保険会社の補償の内容を検索してみたところ、航空会社で補償できなかった場合は、
事故証明書をあれば保険会社で補償してくれるとなっていたので、
到着後日本語が通じるし、再度日本でJALの係員に聞いてみることにしました。
そして空港到着後、JALの係員にスーツケースと事故証明書を見せながら聞いてみることに。
すると、航空会社の方では、大破など完全にスーツケースの機能を果たしていない場合のみしか補償しないのだそう(笑)
私の場合は、スーツケースを留めている番のような部分が一部割れて破損した状態で
ファスナー部分は辛うじて明け閉めできていたので
スーツケースの機能としてはまだ生きているとみなされてしまったようです(笑)
まぁ、閉じてはいますが鍵はかかってない状態でしたが・・・・
ですので、私のように部品ではなくスーツケースとして機能していない破損の場合は航空会社で補償してもらえます。
保険会社で補償してもらう場合
私は所持しているクレジットカードに付帯している保険で補償してもらえました。
クレジットカード会社の付帯保険がない場合や
付帯していても、補償を利用するには条件がある場合がありますので、
渡航前に必ず確認の上、付帯の保険が使えそうにない場合は、旅行保険をかけて行った方が安心ですね。
ちなみにWifiを借りた際に、ポケットWifiをなくしてしまったり破損してしまった場合の補償も
この旅行保険の携行品補償で賄うことができますので、
わざわざWifi会社の保険に二重に加入する必要はありません。
また、クレジットカードの付帯保険の補償を利用する場合の条件ですが
私が所持しているクレジットカード会社で付帯保険がついていたものは2枚あったのですが
いずれもその旅行にて飛行機や現地での空港からの移動の支払いにそのクレジットを利用
していないと補償は適応外となっておりました。
私はマリオットAMEXのヘビーユーザーで、それ以外ですとJALカードとANAカードも持っていますが、
今回AMEXカードは飛行機や移動の支払いに使用していなかったため補償の適応はされず
往路の航空券を購入していたJALカードの補償が使うことができました。
保険手続きの際の注意
事故証明書の申請者(被保険者)ですが
主人が代表してチェックインした際にそのままバゲッジクレームも出したため、主人の名前で申請しました。
航空券も主人のカードで決済していたので、今回の補償自体は全て主人の名前で申請しました。
事故証明書の名前や、クレジットカードの所有者の名前、航空券の購入者名など
どれかひとつでも一致していない場合は補償の対象とならない場合がありますのでご注意ください。
申請から支払いまでは手続き簡単
申請者本人がカード会社の付帯保険へ電話して、書類を取り寄せ。提出して終了です。
返送書類が後日届きましたが、JALカードの場合は、スマホで全て申請書や写真をアップして申請終了でしたのでとても簡単でした。
スーツケースの修理については、カード会社が契約している修理会社を利用しても良いですし
自分で修理会社を選んで修理してもどちらでもよいそうで
私はその後すぐにハワイ旅行が控えていたので近くの修理店で持ち込み修理をして領収書をJALカードヘ写真をアップ
して終了でした。
補償申請の際に、修理前の破損個所の写真の提出も必要となるため、
破損を発見した際にすぐに箇所の写真をとって保存しておいてくださいね。
最後に
修理できいないほどの破損の場合は、購入時の金額を全額補償となるようなので、購入時の領収書やレシートも保管しておくと安心ですね。
私の場合、時間があればサムソナイトの修理工場で直したかったのですが
1カ月以上かかるようだったので、今回はすぐ直せるお店を利用しました。
余談ですがリモワは主要空港にリモワ直営の修理店があるそうです。
その場ですぐに直してもらえるそうで(一部、部品取り寄せになる場合もあり)さすが世界のリモワですね。